2022/04/01 00:00
家具を作るとき、例えばですが、長さ150cmのテーブルを作るとして、長さ2mの木材から天板を取ると50cmの木材が残るわけです。実際は端っこも切り落とすのでもっと短いですが。
それ以外にも、白太が多すぎたり、節や割れ、変色などがあるとそれらも外したりします。
こう言った木材を端材と呼びます。ほっとくと工房には、”端材”がたくさん。
この端材、家具にはなれなかったけど他のものになれないだろうかといつも考えています。
端材と言っても私たちの年齢以上の年月をかけて育った木ですし、色味や節だって木の個性です。
小国郷に移住してから、小国杉を扱うことが多くなりましたが、小国杉の手触りの良さにいつもハッとします。その手触りに取り憑かれている人もちらほら。(いつか書きます)
そんな小国杉で”小国杉ブロック”の試作品を作ってみました。
今回の材料は、”ちょっと白太が多かった小国杉”。
むしろ白太のやわらかさが手にやさしく、たくさん広場にばら撒いて何でもありで遊んだら楽しそう。
立派な木も、立派じゃない木も。細い木も太い木も。針葉樹も広葉樹も。硬い木もやわらかい木も。赤身も白太も。端材も。
木に優劣付けなくても、適材適所で工夫するのが、木を扱う仕事の醍醐味かと。
人だってそうだし、木でも、なんでもそうかと。
